生活復元

原の辻遺跡の整備では、「生活復元」として弥生時代後期の生活のあり方を想定する試みを行いました。「嘗めのまつり[なめのまつり]」に代表されるクニのまつりは、歴史的、あるいは民俗・民族的背景から、当時あったであろう穀霊祭祀[こくれいさいし]の形を想定したものです。一方で、下戸[げこ](民衆)のまつりはその後の民間信仰・行事に継承されたものも多いのではないかとの見解のもとに、近世以降の民俗行事のなかから選択して取り入れています。
復元建物の性格付けから、誰が何をしていたか、またしつらえや道具などを大胆に想定しています。各種の道具は体験活動で少しずつ整えていく予定です。また、各種のまつりはイベントとして実施します。

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